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フィギュア世界選手権 ウクライナの手作りワッペン着用したオーストリア代表が話題

フィギュアスケートの世界選手権が23日、フランス・モンペリエで開幕し、初日は女子とペアのショートプログラム(SP)が行われた。ロシアのウクライナ侵攻が続く中で行われる今大会、オーストリア代表はジャージにウクライナカラーの手作りワッペンを着用し、話題になった。

世界選手権・女子ショートプログラムに出場したオルガ・ミクティナ【写真:Getty Images】
世界選手権・女子ショートプログラムに出場したオルガ・ミクティナ【写真:Getty Images】

ウクライナ出身の18歳ミクティナらがハート型の水色と黄色のワッペンを着用

 フィギュアスケートの世界選手権が23日、フランス・モンペリエで開幕し、初日は女子とペアのショートプログラム(SP)が行われた。ロシアのウクライナ侵攻が続く中で行われる今大会、オーストリア代表はジャージにウクライナカラーの手作りワッペンを着用し、話題になった。

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 戦禍にあるウクライナに想いを届けた。女子SPに登場し、演技を終えたオルガ・ミクティナ(オーストリア)は、得点を待つキスアンドクライで着たジャージの左胸に、水色と黄色のウクライナカラーをしたハート型のワッペンを着用していた。自身もウクライナ出身という18歳。故郷に対する想いもあったのだろう。その後に行われたペアの選手も同様のワッペンを着けていた。

 大会前日、ペアの女子選手ミリアム・ツィーグラーはハサミや紙を使い、ワッペン作りに励む選手たちの様子をインスタグラムで公開。手作りであることを明かしていた。演技後には、日本のファンからも「ミクティナさんのジャージのハートマーク素敵」「ハリコフ生まれだものねミクティナちゃん(涙」など、胸打たれた様子のコメントがネット上に上がっていた。

 特別な環境下で行われる世界選手権。スケーターたちは戦禍にある仲間の国を思いながら、銀盤でそれぞれの演技をしている。

(THE ANSWER編集部)

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