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ママゴルファー若林舞衣子が競技会場で心温まった光景「このような対応に感動しました」

国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日が20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われ、混戦を制して堀琴音(ダイセル)がツアー2勝目を飾った。予選落ちとなった若林舞衣子(ヨネックス)は大会を振り返り、ママゴルファーとして感動の場面を目の当たりにしたことを明かした。

若林舞衣子【写真:Getty Images】
若林舞衣子【写真:Getty Images】

Tポイント×ENEOSに設置されたべビースペース「ママゴルファーの未来も明るい」

 国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日が20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われ、混戦を制して堀琴音(ダイセル)がツアー2勝目を飾った。予選落ちとなった若林舞衣子(ヨネックス)は大会を振り返り、ママゴルファーとして感動の場面を目の当たりにしたことを明かした。


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 若林は初日77、第2日76、通算9オーバー95位で予選落ち。21位に入った開幕戦のダイキンオーキッドレディス以来、2週ぶりの決勝ラウンド進出はならなかった。「ショットの乱れをなかなか修正できず…でした でも2日目の終盤で少しだけ良くなったと思うので、来週また笑顔で頑張ろうと思います」とインスタグラムで大会を振り返った。

「いつも良い時も悪い時も変わらず応援していただきありがとうございます みなさんのコメントにどれだけ励まされていることか」

 ファンに感謝を記した上で、今大会で印象的だったこととして「今週の会場ではコースロッジの一室をベビースペースとして使わせてただくことができました」と明かした。「今回、私は使用する機会がありませんでしたが、感染症対策でファミリーでもクラブハウスに入ることができない今、子供を持つ選手にとってはとてもありがたい対応だったと思います!」と記した。

 2019年4月に長男を出産。子育てと両立しながらプレーし、昨年7月にツアー優勝も経験している若林。当時は「今、若い世代が出てきていて、絶対に結婚、出産について1回は悩むと思う。私や(同じく出産を経験した横峯)さくらさんが頑張ることで結婚、出産をしてもトップで戦えると思ってもらいたい」と語るなど、ママゴルファーの競技環境に対する想いは熱い。

 今回の投稿でも「これから少しずつでもこのような取り組みが増えていって、将来的には託児所が設置されるようになればいいなぁ しかしながら、まだまだコロナの問題がある中でこのような対応があったことに感動しました」と心温まった様子だ。

「ママプロゴルファーの未来も明るいですね」と締めくくった投稿には、ファンからも「ママさん選手にとって良い環境にもっとなって行くと良いですよね」と賛同の声。女性ゴルファーが結婚、出産に悩まず、競技を続ける環境として、今大会で行われたベビースペースの取り組みは、未来に向けて意味のあるものだ。

(THE ANSWER編集部)




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