メドベージェワ、“引退”の可能性に現地メディアが言及「将来は霧に覆われている」
今後の選択肢は海外へ移籍してトップ戦線に残るか、“引退”かの2択?
記事では、メドベージェワがこの先に2つの選択肢(現役続行かキャリアを終わらせるか)があるとしている。
「これに関して『終わらせる』という言葉がこの場合はそのまま文字通りの意味を持たないということを理解しなければならない」
ロシアに残りほかのコーチに師事するなら、現役としてのキャリアは終わりを迎えるだろうとしている。
「静かにレドニコーヴイ・ピリーオド(フィギュア界の重鎮であるタチアナ・タラソワ氏らがジャッジを務めるロシアのTVで有名な素人参加型のフィギュアスケート番組。4月初旬にメドベージェワは初めてこの番組の司会に挑戦している)に出演してもいいし、今の流行を表現するアイスショーに参加したりしてそういった人生に浸ってもいい。ただ、推測するにメドベージェワがロシアにとどまりつつ、今自分の肩にのしかかっているすべてのものを投げだすことができるとも思えない」
記事では、世界のトップ戦線に残るには海外へ移ることが最適だとしている。環境の変化が精神状態に良い影響をもたらし、たとえ海外に移住してもロシア代表の座を争うことは可能だとも言及している。
「そしてもうひとつ大事な要素がある。トゥトベリーゼでもブライアン・オーサーでもどのコーチがメドベージェワのコーチになったとしても、彼女は理解せずにはいられないだろう、自由な人生には重いプレッシャーはない、そしてそれがなければ勝利はないということを」
現状ではオーサー氏が拠点を置くカナダ・トロントの「クリケットクラブ」への移籍が有力とみられているが、まだ正式発表はなされていない。同メディアはロシアに残った場合には、“ゆるやかな引退”へ向かうだろうとしている。18歳のメドベージェワが下した決断。その行方に大きな注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)