近鉄の高卒4位も右打ちの大打者、新人王を獲得したのは近鉄のドラ1右腕

【西武】
2位新谷博投手（日本生命）
　入団3年目から3年連続で2ケタ勝利。先発中継ぎとフル回転した1994年には最優秀防御率に輝いた。2000年に日本ハム移籍。引退後は女子野球のコーチなどを務めている。

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【近鉄】
1位高村祐投手（法大）
　1年目に13勝し新人王に。2ケタ勝利はこの1度だけだったが、先発としてコンスタントに成績を残し、分配ドラフトでの楽天移籍後の2005年に引退するまでに通算83勝をあげた。現在はソフトバンクの1軍投手コーチを務める。

4位中村紀洋内野手（渋谷）
　イチローと同じ高卒で4位入団。95年からレギュラーに定着。2000年に本塁打王。2005年オフにポスティングでドジャース入団。日本復帰した06年以降、中日、楽天、横浜・DeNAと渡り歩き、通算404本塁打。現在は中学硬式野球の指導に当たっている。

【日本ハム】
1位上田佳範投手→外野手（松商学園）
　高校時代にはイチローと対戦し抑えたことも。1993年に外野手転向。97年には規定打席に到達し打率.300。これがキャリアハイの成績となった。中日移籍後の2008年に引退。現在はDeNAの1軍外野守備・走塁コーチ。

2位片岡篤史内野手（同大）
　1年目からレギュラーに定着。1996年にはイチローに次ぐリーグ2位の打率.315を残した。98年にはイチローを上回り最高出塁率（.435）のタイトル獲得。2001年オフにFAで阪神移籍。06年に引退し現在は阪神の1軍ヘッド兼打撃コーチ。通算1425安打。

【ダイエー】
1位若田部健一投手（駒大）
　ルーキーイヤーに10勝するも、新人王は近鉄・高村が受賞。4度2ケタ勝利をあげ、2002年オフにFAで横浜移籍。05年に現役引退するまでに通算71勝をあげた。現在はソフトバンクの1軍投手コーチ。

3位浜名千広内野手（東北福祉大）
　俊足を武器にルーキーイヤーから1軍に定着。1996年には33盗塁をマークした。ヤクルト、ロッテでもプレーし2004年に現役引退。

【ロッテ】
2位河本育之投手（新日本製鉄光）
　ルーキーイヤーから守護神を務め、97年にはリーグトップの25セーブを記録。巨人-日本ハム-楽天と渡り歩き、2007年に引退するまでに通算95セーブをあげた。