開幕戦Vの20歳西郷真央、師匠ジャンボ尾崎にドキドキの電話報告「2勝目も頼むぞと…」
女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディスが11日、高知・土佐CCで開幕する。開幕戦のダイキンオーキッドレディスでツアー初優勝を飾った西郷真央(島津製作所)が10日に会見。師匠の尾崎将司に緊張しながら電話で優勝報告し、「2勝目も頼むぞ」と激励されたことを明かした。昨年は予選落ちをしている大会だが、21年6月の宮里藍サントリーレディスから出場24試合連続アンダーパーというツアー史上最長記録を更新中。その安定感も踏まえ、「マネジメントをしていけばスコアを伸ばせる」と自信を垣間見せた。
11日に国内女子ツアー第2戦・明治安田生命レディスが開幕
女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディスが11日、高知・土佐CCで開幕する。開幕戦のダイキンオーキッドレディスでツアー初優勝を飾った西郷真央(島津製作所)が10日に会見。師匠の尾崎将司に緊張しながら電話で優勝報告し、「2勝目も頼むぞ」と激励されたことを明かした。昨年は予選落ちをしている大会だが、21年6月の宮里藍サントリーレディスから出場24試合連続アンダーパーというツアー史上最長記録を更新中。その安定感も踏まえ、「マネジメントをしていけばスコアを伸ばせる」と自信を垣間見せた。
西郷は、師匠にドキドキしながら電話した時の状況を明かした。尾崎は携帯電話を持っていないため、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーでアシスタントを務める男子プロの山田竜太に電話をして、尾崎に代わってもらったという。
「ジャンボさんに電話をしたのは初めてで緊張しましたが、『良かったな。2勝目も頼むぞ』と言っていただきました。うれしかったです」
ルーキーシーズンの昨季(2020-21統合シーズン)は7度の2位を重ねて、今季開幕戦で優勝。「あと1歩という力、あきらめない気持ちが大切だということを感じました」と実感を込めた。安定感は抜群で、現在はツアー史上最長の24試合連続アンダーパーを記録。うち12試合でトップ5入りを果たしている。
ただ明治安田生命レディスでは昨年、通算4オーバーで予選落ちしている。距離は短いが海風と硬いグリーンに苦しめられる選手は多く、西郷も「セカンド地点でも平らなところがない」と警戒している。
もっとも、尾崎に「プロの中でもゴルフ頭脳はトップ」と言わしめる今の西郷は、「ラフは長くないので、しっかりマネジメントしていけば、スコアを伸ばせるかなと思います」とも語った。明日11日の初日は、同じ尾崎門下生の原英莉花、吉田優利と同組で午前9時50分にスタートする。
(THE ANSWER編集部)