なぜ、こんなに肩が強いのか 遊撃手の“豪送球”に米驚嘆「誰か球速を計測して!」
米大リーグで、これぞショートの華というべきスーパープレーが炸裂。三遊間の最深部でゴロに追いつき、ノーバウンドの“豪送球”で一塁アウトにしてみせた。MLB公式ツイッターは「キャノン砲」と命名して動画付きで公開。米ファンは「誰かこの送球のスピードを計測して!」「球が見えなかったぞ。視覚を超えたんだ」など、口があんぐり状態となっている。
ロッキーズ・ストーリーの速すぎる一塁送球、MLBは「キャノン砲」と命名
米大リーグで、これぞショートの華というべきスーパープレーが炸裂。三遊間の最深部でゴロに追いつき、ノーバウンドの“豪送球”で一塁アウトにしてみせた。MLB公式ツイッターは「キャノン砲」と命名して動画付きで公開。米ファンは「誰かこの送球のスピードを計測して!」「球が見えなかったぞ。視覚を超えたんだ」など、口があんぐり状態となっている。
なぜ、こんなに肩が強いのか。「キャノン砲」のスーパー送球で話題を呼んでいるのは、ロッキーズの遊撃手、トレバー・ストーリー内野手だ。
4月30日(日本時間5月1日)の敵地カブス戦、2-3とビハインドで迎えた7回だ。先頭の右打者ラッセルが引っ張り、三遊間へ強烈なゴロを放った。これに反応したのが、ストーリーだ。185センチの全身をいっぱいに伸ばし、白球に飛びついた。きっちりと左手のグラブでキャッチ。この時点でファインプレーだが、圧巻は次の瞬間だった。
すぐさま立ち上がったストーリー。すると、右腕をぶん回した。放たれた白球はまるで豪腕投手のような球速。全く垂れることなく、助走なしで投げたとは思えない軌道を描き、ノーバウンドで一塁手のミットに収まった。タイミングは悠々アウト――。驚異のプレーに実況と解説は大興奮の声を上げたが、当の本人は「これくらい当たり前」と言わんばかりに涼しい顔だ。