身長149cmと判明した西村優菜「150cmと言い続ける」 逆転Vへ、対応力で3打差3位浮上
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは5日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第3日が行われた。6位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算7アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。ボギーが先行したものの、「いいストロークができている」と言い聞かせてセルフコントロール。目標の60台を2日連続で達成し、ツアー通算5勝目へのチャンスを手繰り寄せた。10アンダーの渡邉彩香と黄アルムが首位。
今季開幕戦ダイキンオーキッドレディス第3日
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは5日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第3日が行われた。6位で出た21歳の西村優菜(スターツ)は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算7アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。ボギーが先行したものの、「いいストロークができている」と言い聞かせてセルフコントロール。目標の60台を2日連続で達成し、ツアー通算5勝目へのチャンスを手繰り寄せた。10アンダーの渡邉彩香と黄アルムが首位。
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西村は焦らずにその時を待った。2番パー4をボギーにした後、なかなかバーディーパットを決められなかったが、「いいストロークはできている。大丈夫」と思い続けた。7番パー5で2メートル半のパットを決めてスコアを戻した。10、15番のパー4でもバーディー。18番パー5では2メートルを決めて、バーディー締めに右拳を上下させた。
「あと一筋のパターが続きましたが、パットのストロークは緩まないでいい感じだったので、前向きでした。いい緊張感でラウンドができました。目標の60台で回れましたし、成長を感じます。ショットも1年前は(ラウンド中に)修正できなかったけど、今は気づけます」
第2日は、ドライバーショットの荒れを防ぐために「80%の力で打つ」と徹底し、スコアを伸ばした。この日は「焦らない」というメンタルの対応力を発揮。こだわりを捨て、その日の状況に合わせてプレーできることが、今の地位を築いている。
もっとも、身長にはこだわりがあるようだ。1月30日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に他の女子プロゴルファーと出演。常に「自分の方が高い」と言い合っている山下美夢有と2人で、実際に身長を測る企画が行われた。結果、山下が150.3センチで西村は149センチと判明した。
会見では「ショックでした。(山下からも)『優菜ちゃんの方が小さい』と言われて」と心情を明かした。日本女子プロゴルフ協会公式サイトでは「150センチ」と明記されており、「これからも『150センチ』と言い続けます」とニッコリ。取材陣を笑わせて会見を締めた。
(THE ANSWER編集部)