「明日はピンを狙っていきます」 18歳のルーキー佐藤心結がプロ初戦の週末に燃えるワケ
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは4日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第2日が行われた。初日2位のルーキー佐藤心結(ニトリ)は、3バーディー、6ボギーの75で回り、通算1アンダーの24位タイに後退した。課題のアプローチでのミスが目立ったが、予選通過をプラスにとらえて「明日はピンを狙います」と宣言した。首位は通算8アンダーの黄アルムで、2位には1打差の通算7アンダーで渡邉彩香がつけている。昨季賞金女王の稲見萌寧は69で回り、61位から13位に順位を上げた。
今季ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは4日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第2日が行われた。初日2位のルーキー佐藤心結(ニトリ)は、3バーディー、6ボギーの75で回り、通算1アンダーの24位タイに後退した。課題のアプローチでのミスが目立ったが、予選通過をプラスにとらえて「明日はピンを狙います」と宣言した。首位は通算8アンダーの黄アルムで、2位には1打差の通算7アンダーで渡邉彩香がつけている。昨季賞金女王の稲見萌寧は69で回り、61位から13位に順位を上げた。
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佐藤の組には、初日よりも多くの観客がついていた。プロ初戦で初日2位のインパクトは大きく、その注目度が高まった。本人もそれを感じてか、18歳のルーキーは「今日、始まる前は昨日と同じぐらい緊張していたのかなと思います」と振り返った。スタート10番パー4の第1打は、同組の佐久間朱莉、植竹希望の15ヤード手前に。持ち前の飛距離が出せずに“異変”を感じさせた。
バーディーを奪った11番パー5以降は、本来のドライバーショットを取り戻した。しかし、13番パー3では第1打をショートさせてバンカーに、流れを左右する第2打はピンに寄せきれずにボギーにした。その後もアプローチのミスが目立ち、パットも決め切れずで6ボギーを重ねた。
もっとも、初日を終えた後、「土日に祖父が応援に来る予定なので、何としても決めたい」と話していた予選通過は果たした。7歳で祖父がクラブを贈ってくれたことが、ゴルフを始めたきっかけ。残り36ホールで祖父を喜ばせるべく、佐藤は言った。
「明日も明後日も風が強い予報なので、焦らずに丁寧にやっていきたいです。ただ、今日は攻め切れなかったので、明日はしっかりピン狙っていけるように頑張りたいです」
反省と祖父の応援を力に巻き返しを狙う。
(THE ANSWER編集部)