張本智和、元世界1位との“16本の応酬”に連盟が注目「信じられないようなラリー」
卓球の世界選手権団体戦(スウェーデン・ハルムスタード)は30日、1次リーグを行い、男子はC組の日本がベラルーシに3-0で勝利した。第1ゲームでは世界ランク13位の14歳、張本智和(エリートアカデミー)は元世界1位の42歳ブラディミル・サムソノフに大逆転勝利を挙げたが、国際卓球連盟(ITTF)は、そこでの激しいラリーを大会2日目のハイライトとして取り上げている。
張本と元世界1位サムソノフとの16本の激しいラリーの応酬が、2日目のハイライトに
卓球の世界選手権団体戦(スウェーデン・ハルムスタード)は30日、1次リーグを行い、男子はC組の日本がベラルーシに3-0で勝利した。第1ゲームでは世界ランク13位の14歳、張本智和(エリートアカデミー)は元世界1位の42歳ブラディミル・サムソノフに大逆転勝利を挙げたが、国際卓球連盟(ITTF)は、そこでの激しいラリーを大会2日目のハイライトとして取り上げている。
第1ゲーム、張本が9-8とリードした場面だった。激しいスマッシュを何度も見舞うが、サムソノフもテーブルから大きく離れながらも、懸命に拾う。まさにラリーの応酬。だが、最後は日本の天才が飛び上がりながら16本目のショットを対角線上に叩き込み、ポイントを挙げた。
雄たけびを上げながら、激しく右手を突き上げ会心のガッツポーズを繰り出す張本。このポイントが2日目の大会ハイライトになった。
ITTFは公式YouTubeに「経験VS若さによる”タイタンの戦い”。今回は、若さの勝利だ。トモカズ・ハリモトとブラディミル・サムソノフの間で信じられないようなラリー」と題して動画を公開。ファンからは「インクレディブルなポイントだ」とコメントがつけられている。
同日夜に行われたイングランド戦は1-3で敗戦。連勝が止まった。1日には台湾戦が行われる。
(THE ANSWER編集部)