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年齢差は実に20歳! 復活白星の松坂筆頭に、最多勝、本塁打王…横浜高の現役選手

プロ野球、中日の松坂大輔投手が30日DeNA戦(ナゴヤD)に先発。6回を3安打1失点に抑え、今季3度目の登板で初勝利を挙げた。NPBでの勝利は2006年9月19日のソフトバンク戦以来、4241日ぶりだった。

中日の松坂大輔【写真:Getty Images】
中日の松坂大輔【写真:Getty Images】

横浜高出身は18人が現役、広陵、大阪桐蔭の16人を上回り高校別では最多

 プロ野球、中日の松坂大輔投手が30日DeNA戦(ナゴヤD)に先発。6回を3安打1失点に抑え、今季3度目の登板で初勝利を挙げた。NPBでの勝利は2006年9月19日のソフトバンク戦以来、4241日ぶりだった。

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 見事な復活を果たした“平成の怪物”。この日のハイライトの一つはDeNA・筒香嘉智との横浜高対決。11歳差の2人は3度対戦し、左飛と2四球。松坂の判定勝ちといったところだろうか。ほかにも中日・福田永将が初回に右前へ適時打を放って松坂を援護するなど、横浜高勢の活躍が目立った試合でもあった。

 松坂を筆頭に、平成を代表するプロ野球選手を次々と輩出する横浜。この日の両チームだけでも、実に8選手が所属している。NPBだけで現役が18人。これは高校別では広陵(広島)、大阪桐蔭(大阪)の16人を上回り、最多の人数だ。

 現役では以下の選手がいる。

・1998年度卒業
後藤武敏(法大→西武→DeNA)
松坂大輔(西武→レッドソックス→メッツ→ソフトバンク→中日)
・2003年度卒業
荒波翔(DeNA)
成瀬善久(ロッテ→ヤクルト)
・04年度卒業
石川雄洋(DeNA)
涌井秀章(西武→ロッテ)
・06年度卒業
下水流昂(青学大→Honda→広島)
福田永将(中日)
・07年度卒業
高浜卓也(阪神→ロッテ)
・08年度卒業
倉本寿彦(DeNA)
・09年度卒業
筒香嘉智(DeNA)
・11年度卒業
近藤健介(日本ハム)
乙坂智(DeNA)
・12年度卒業
柳裕也(明大→中日)
・14年度卒業
浅間大基(日本ハム)
高浜祐仁(日本ハム)
・16年度卒業
藤平尚真(楽天)
・17年度卒業
増田珠(ソフトバンク)

 今年38歳を迎える松坂、同級生で1998年の甲子園春夏連覇時の主砲・後藤の2人が最年長。最年少のルーキー増田とは実に20歳の年の差がある。そのほか成瀬や、涌井、筒香らタイトルホルダーら、一時代を築いた選手がずらり。コンスタントに活躍選手を送り出し続け、今後の活躍が期待できる若い選手も多い。

 名門・横浜高のブランド力を高め、その選手たちを先頭で引っ張ってきたのがほかでもない松坂だ。故障を乗り越えての、復活の白星は後輩たちにもこれ以上ない励みになったに違いない。

(THE ANSWER編集部)


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