錦織はかつての強さを取り戻したのか 欧州メディアが特集「その可能性はある」
男子テニスの世界ランク21位・錦織圭はバルセロナ・オープンのシングルス2回戦で途中棄権となった。それでも、右手首の故障から今年1月に戦線復帰し、直前のモンテカルロ・マスターズで並居る強豪を破り、準優勝に輝いていた。欧州メディアは「完全復活したのか?」と特集している。
バルセロナOPは途中棄権も復活気配…独メディア「ニシコリが帰ってきた」
男子テニスの世界ランク21位・錦織圭はバルセロナ・オープンのシングルス2回戦で途中棄権となった。それでも、右手首の故障から今年1月に戦線復帰し、直前のモンテカルロ・マスターズで並居る強豪を破り、準優勝に輝いていた。欧州メディアは「完全復活したのか?」と特集している。
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「ケイ・ニシコリが帰ってきた。そして、かつての強さをどのくらいで取り戻すのか?」と特集したのは、ドイツのスポーツ専門メディア「Spox」だった。
モンテカルロで見せた錦織の復活劇は欧州でも話題を呼んでいる。「28歳の男は素早く、躍動感溢れる、ハイペースな流儀を体現した。そして、トップレベルのフィジカルでトップスターを次から次へと倒した」と記事では快進撃を高く評価している。
モンテカルロでは初戦で世界ランク18位のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)、準々決勝で同4位のマリン・チリッチ(クロアチア)、準決勝では同3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と強敵を次々に撃破。決勝で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)にストレート負けを喫したものの、かつて世界ランク4位にまで上り詰めた本来の姿を取り戻しつつある。
「故障なしにモナコの消耗する1週間を生き延びたのは故障がちな日本のスーパースターで、未来のパイオニアにとっていい兆候だった」