強すぎナダルの圧巻ショー、背走スーパーボレーに拍手喝采「弱点を見出させない」
男子テニスのバルセロナ・オープンは29日、シングルス決勝が行われ、世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、世界ランク63位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-2、6-1のストレートで下し、大会3連覇を達成。バルセロナでは11度目の優勝と、最強ぶりをいかんなく証明した“赤土の帝王”のスーパー背走ボレーを、ATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターなどが公開し話題を集めている。
ナダルが19歳の新星、チチパスを破り11度目のバルセロナオープン優勝
男子テニスのバルセロナ・オープンは29日、シングルス決勝が行われ、世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が、世界ランク63位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-2、6-1のストレートで下し、大会3連覇を達成。バルセロナでは11度目の優勝と、最強ぶりをいかんなく証明した“赤土の帝王”のスーパー背走ボレーを、ATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターなどが公開し話題を集めている。
やはり強かった。19歳のギリシャの新鋭を圧倒し、決勝で世界ランク21位の錦織圭(日清食品)を破ったモンテカルロ・マスターズに次いで、クレーコートでの開幕戦から連勝を決めた。
圧巻だったのは、第1セットの第6ゲーム。自らのサービスで追い込み、ストロークで前後左右に揺さぶった。チチパスも懸命に返し、ナダルの頭上を抜くロブを狙うが、帝王はこれを見透かしていたかのように、背を向けながらのボレーで強烈なウイナーをお見舞いしたのだ。
キレキレのプレーに観客もスタンディングオベーションを送った。