ラグビー界のレジェンドたちが直接指導、画期的なアカデミー「BU」とは?
ラグビー元日本代表の箕内拓郎さん、小野澤宏時さん、菊谷崇さん、アイスホッケー前日本代表監督の鈴木貴人さんらがこのほど、東京・調布市内でアカデミー「Bring Up Athletic Society」(BU)の設立会見を行った。
ラグビー元日本代表の箕内さん、小野澤さん、菊谷さん、アイホ前日本代表監督の鈴木さんが指導役務める
ラグビー元日本代表の箕内拓郎さん、小野澤宏時さん、菊谷崇さん、アイスホッケー前日本代表監督の鈴木貴人さんらがこのほど、東京・調布市内でアカデミー「Bring Up Athletic Society」(BU)の設立会見を行った。
ラグビー界のレジェンドが一堂に介し、かつてないスポーツアカデミーの設立を発表した。2003、07年のW杯でキャプテンを務め代表キャップ48を誇る箕内さんは「競技を超えたコーチの交流。ラグビー界でのコーチの交流を含めて、コーチ自身がもっと勉強しなくてはならない。選手を育てたいと思ってもうまくはいかない。ぼくらが勉強をしないといけない」ときっぱり。
「合同でイベントすることで、ラグビー、アイスホッケー両競技の絆ができる。お互いに貢献できるんじゃないかと思っている。最終的には総合スポーツクラブ。色々な競技が集まった中で、子供たちが好きなスポーツを選べるというところまでいけたら良いと思っている」と設立の理念を口にした。
ラグビーが先行して、アカデミーを5月9日から調布市内でスタートさせる。小学1年~6年を対象に、毎週水曜日、木曜日に開催される。これまでラグビースクールは週末の活動が多く、平日は練習する場所がなかった。まずはその場を提供し、3人の元代表選士が中心となって指導に当たる。
3度W杯に出場し、日本代表歴代2位の81キャップの小野澤さんは「ゲームを中心とした指導をやっていきたい。夢中で体を動かしているときに学ぶことが最も多い。面白いゲーム環境を設定する必要がある。スクールではなくて、平日の受け皿を作る。今のスクールと競合することではなく、新しいチームの中で競争する。新しい構成で、どう問題解決できるのか、そこにフォーカスした練習設定をしようと考えています」と指導のコンセプトを説明。