井上尚弥は「次なるブギーマン」 米メディアが“最強の男”GGGに重ねた怪物の肖像
プロボクシングの前WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は5月25日にWBA世界バンタム級タイトルマッチ(大田区総合体育館)で同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦する。米メディアでは強打を誇る「The Monster」が猛者揃いのボクシング界の唯一無二ぶりから「究極的にユニークなポジションにいる」と注目。ボクシング界“最強の男”GGGに重ねて、その強さを称賛している。
米専門メディアが特集「イノウエはボクシング界の次なるブギーマン」
プロボクシングの前WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は5月25日にWBA世界バンタム級タイトルマッチ(大田区総合体育館)で同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦する。米メディアでは強打を誇る「The Monster」が猛者揃いのボクシング界の唯一無二ぶりから「究極的にユニークなポジションにいる」と注目。ボクシング界“最強の男”GGGに重ねて、その強さを称賛している。
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3階級制覇を目指す「The Monster」は、規格外の強さから海外から絶大な評価を受けている。「ナオヤ・イノウエ、ボクシング界の次なるブギーマン(怪物)」と特集したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。
「自分自身が究極的にユニークなポジションにいることに彼は気づく。日本のファイターとしてだけではなく、リング・マガジンのパウンド・フォー・パウンド(PFP)で7位にランクしている。そして、さらに高みに上り詰める伸びしろが存在する。ブランドの知名度は日本と国外で上昇している」
記事ではこう報じている。井上は海外ではロサンゼルスで1試合を戦った以外、日本で防衛戦を重ねているが、国内のみならず、高い評価を手にしている状況を「究極的にユニーク」と分析。そして、15戦全勝13KOという強すぎる“モンスターの悲哀”も独自性を際立たせているという。
「不運なことにこの数字と高まる名声で、ボクサーとプロモーターはクオリティの高い対戦相手を見つけることに苦労している。王者であっても、だ。これが有望なスターの爆発を遅らせ、ブギーマンの伝承が頻繁に話題になる程度にとどめているのだ。この同じ苦しみは大いなるファン人気を誇るゲンナジー・ゴロフキンも味わったものだ」