「127kgの激走×2」― 現役最年長44歳の“限界なき俊足”に米喝采「地球が揺れた」
米大リーグの現役最年長選手が127キロの巨体で意外(?)な俊足を披露。メジャー平均に迫る時速23.37キロを記録した44歳の激走シーンを米メディアが動画付きで公開すると、「地球が揺れた」「国宝」「この男に限界はない」などファンが大興奮している。
44歳コロンが一塁ベースカバーで激走2連発が話題「バートロが連続で大ハッスル」
米大リーグの現役最年長選手が127キロの巨体で意外(?)な俊足を披露。メジャー平均に迫る時速23.37キロを記録した44歳の激走シーンを米メディアが動画付きで公開すると、「地球が揺れた」「国宝」「この男に限界はない」などファンが大興奮している。
巨体がフィールドを疾走した。まさかの俊足でファンを魅了したのは、レンジャーズの右腕、バートロ・コロン投手だ。
21日(日本時間22日)のマリナーズ戦、先発したコロンは5回1死でギャメルと対峙し、速球をひっかけさせた。打球は一二間に転がり、一塁手のグズマンが出て捕球。となると、一塁をカバーするのが投手のコロンだ。44歳の現役最年長選手は刹那、疾走した。トレードマークの丸いお腹もなんの、細かいピッチで一塁方向へ爆走した。
最後はギャメルと競争のような形となったが、グズマンのトスを受けると間一髪早く一塁ベースを踏んだ。判定はアウト――。見事に斬って取ったが、まだ終わらない。続くゴードンも一二塁間へゴロを放った。まるで再現VTRを見ているかのようにコロンは激走。さらに際どいタイミングとなったが、きっちりとアウトに仕留めてみせた。
本来はただの一ゴロだが、一躍、スタジアムは大歓声が沸き起こった。コロンは苦笑いを浮かべ、やや肩で息をしながらボールを返し、127キロの巨体に降り注ぐ喝采を浴びていた。