-23度の激走、謝罪の丸刈り… 川内優輝、「お気に入りにすべき10の理由」を英紙特集
週40時間勤務、世界の「社会人の星」に…「間違いなく我々に希望もたらす」
2番目はギネス記録だ。「ユウキは数々の世界記録を保持している。25回という2時間12分以下の最多記録を含んでいる。彼はマラソン2時間20分以下の世界最多記録を保持している。驚愕の79回だ」と評価だ。
3番目は異色のキャリア。「彼はフルタイムのアスリートではない。彼は公務員として週40時間、勤務している。午後1時から9時まで、だ。間違いなく、これは我々全てに希望をもたらしてくれる」と一般社会人の希望と評価している。
さらに、4番目は実業団に所属せず、スポーツ界も受け入れていない日本マラソン界での独自の立ち位置、5番目は「他のエリートランナーと異なり、1日1回しか走らない」「オフの日にはジョギングペースで50キロまで走る」という独特の練習ルーティーン。そして、6番目にロンドン五輪代表落選後に髪を剃った謝罪のスキンヘッドというエピソードまで紹介している。
7番手は世界屈指のベストタイム。「彼の自己ベストは2時間8分14秒。これより速い米国人は3人、英国人では1人しかいない。彼はアマチュアランナーかもしれないが、タイムはそうじゃない」と31歳の確固たる実力も高評価。そして、驚きとともに8番目に紹介したのは、川内の野望だった。
すでにフルマラソンで2時間20分切りを79回も記録しているが、「彼は2020年東京五輪まで2時間20分以下を100大会で記録することを目標にしている。(今年は)彼はすでに4回走り、全てで優勝している。彼の出場予定はかなりパンパンだ」と伝えている。