西野朗は日本を甦らせるのか 「ワクワクはない」も「理解できる決断」と海外分析
“保守的人事”に活路? 「準備不足による失敗を防ぐ最大の予防策になる」
ただ、その事実が日本代表に受け入れられる要素になったと分析している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
「皮肉にも、彼のそんな保守性こそ、今のあまりに準備期間が欠けている代表へのアピールポイントにもなったのだ。日本の誰もが、この新たな男は、従来の安定性と安心感のある価値観を持ってチームを形成していくことを知っているからだ」
記事では「今の彼というチョイスは実際、全くと言っていいほどワクワクさせるものではない」とする一方で「短時間でチームを作り直すという面で、理解のできる決断ではある」と評価している。
今後についてはハリル体制のカウンターサッカーから流動的なパスサッカーに変わっていくと展望。「全てを変えるには時間がなさすぎる。しかし、サムライ・ブルーにはそのDNAが宿っており、準備不足による失敗を防ぐ最大の予防策になる」と従来の日本的なサッカーに切り替えることが活路につながると指摘している。
そして、ハリルホジッチ前監督時代に居場所を失っていた香川真司、岡崎慎司、本田圭佑というビッグスターの本格復帰が実現するだろうと言及。「全てがうまくかみ合えば、少なくとも以前の状況よりはロシアでのチャンスは残されているかもしれない」としているが、西野ジャパンはロシアで躍進なるか。63歳の手腕に期待が集まっている。
(THE ANSWER編集部)