なぜ、そこから届くのか 名遊撃手の鬼肩に米仰天「そこの君、投手やってみたら?」
米大リーグで「これぞメジャー」ともいうべき遊撃手の強肩が炸裂。三遊間の一番深い部分から反転し、一塁にノーバウンド送球でアウトにしてみせた。規格外の身体能力を見せつけた瞬間をMLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ファンから「これはなかなかの非現実具合だ」「そこの君、ピッチャーやってみたら?」と興奮の声が上がっている。
オリオールズ名手マチャドの反転スローにファン恍惚「なかなかの非現実具合だ」
米大リーグで「これぞメジャー」ともいうべき遊撃手の強肩が炸裂。三遊間の一番深い部分から反転し、一塁にノーバウンド送球でアウトにしてみせた。規格外の身体能力を見せつけた瞬間をMLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ファンから「これはなかなかの非現実具合だ」「そこの君、ピッチャーやってみたら?」と興奮の声が上がっている。
これぞメジャー。だから、メジャーはおもしろい。圧巻の強肩で脚光を浴びているのは、オリオールズの名手、マニー・マチャド内野手だ。
11日(日本時間12日)の本拠地ブルージェイズ戦。7回1死の場面だった。右打者スモークの速い打球は三遊間を襲った。これに反応したのが、遊撃手のマチャドだ。守っていた深めの位置から素早い出足で打球になんとか追いついた。ただ、その場所は内野を覆うアンツーカーを飛び出し、左翼の芝生上だった。一塁までの距離はあまりに遠すぎる。しかし――。
マチャドはボールを拾い上げ、2、3歩で踏み切ると、飛び上がりながら体を反転させ、右腕を振り抜いた。繰り出されたのは到底、体勢を崩しているとは思えない力強い送球。そして、一塁までノーバウンドで到達すると、打者走者のスモークが駆け抜けるより前に一塁手のミットに収まったのだ。一気に熱狂に沸く本拠地のスタジアム。しかし、本人は涼しい顔だ。