カシメロ、対立状態のギボンズ氏を“無視” 和解の連絡届くも「しかし、返信はない」
世界ボクシング機構(WBO)はWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と同級1位ポール・バトラー(英国)の指名試合を4月23日に英リバプールで開催予定であると発表した。カシメロはプロモーターとして共闘していたMPプロモーションズのショーン・ギボンズ氏と対立していると昨秋から報じられているが、ギボンズ氏は関係修復に努めているという。現地紙が伝えている。
4月にバトラーと対戦予定、ギボンズ氏「彼に連絡した。しかし、返信はない」
世界ボクシング機構(WBO)はWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と同級1位ポール・バトラー(英国)の指名試合を4月23日に英リバプールで開催予定であると発表した。カシメロはプロモーターとして共闘していたMPプロモーションズのショーン・ギボンズ氏と対立していると昨秋から報じられているが、ギボンズ氏は関係修復に努めているという。現地紙が伝えている。
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これまで相手選手を挑発する動画や画像をSNSに投稿していたカシメロ。プロモーターのギボンズ氏も一緒になって挑発する姿が収められていた。しかし、昨年10月にはフィリピンのテレビ局「ABS-CBN」が「カシメロはギボンズと対立していると言われている」と報じるなど、確執が取り沙汰されていた。
ここにきてギボンズ氏は関係修復に努めているという。フィリピン紙「デイリー・トリビューン」が「ショーン・ギボンズ氏は、カシメロに対してオリーブの枝を差し出した(仲直りを試みた)」と報じた。ところが、カシメロはこれに応じなかったようで、「私はテキストメッセージを通して彼に連絡した。しかし、返信はない。試合はリバプールで行われるね」とギボンズ氏のコメントを掲載している。
カシメロは昨年12月にUAE・ドバイでバトラーと対戦予定だったが、カシメロの体調不良で試合は中止となっていた。当時ドバイにはギボンズ氏は同行しておらず、同紙は「カシメロがドバイで体調を崩したときに、ギボンズはそこにはいなかった。確執が原因だった」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)