15歳ワリエワ、90点超えSP世界新 2位に14点差で衝撃広がる「止められる?無理だろう」
フィギュアスケートの欧州選手権は13日、エストニア・タリンで女子ショートプログラム(SP)が行われ、15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が世界新記録となる90.45点を叩き出した。2位に14.2点差をつけた高得点に、海外でも「止められる選手はいるのか? 無理だろう」などと衝撃が広がっている。
欧州選手権SPで自身の記録を更新
フィギュアスケートの欧州選手権は13日、エストニア・タリンで女子ショートプログラム(SP)が行われ、15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が世界新記録となる90.45点を叩き出した。2位に14.2点差をつけた高得点に、海外でも「止められる選手はいるのか? 無理だろう」などと衝撃が広がっている。
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圧巻だった。煌びやかな装飾がついたパープルの衣装で演技したワリエワ。冒頭の3回転アクセルを両手上げで決めると、その後も長い手足を存分に生かした華麗な滑りを披露。後半の3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプも決め、自身が持っていた歴代最高記録を3.03点上回った。
実際の演技映像を、国際スケート連盟(ISU)公式ツイッターが公開。「ファンタスティックな3回転アクセルを決めて、カミラ・ワリエワは大差でSP首位に立った」と文面につづったほか、AP通信も「15歳のワリエワは北京五輪金メダル最有力候補。3回転アクセルを含む4つの3回転で90.45点を獲得した」と記事で伝えた。
五輪公式サイトも「欧州選手権でワリエワがSPで世界記録更新」との見出しを打った記事で結果を伝え「ワリエワは90点の壁を超える演技を見せた」「ワリエワを止められる選手はいるのか? 無理だろう」と称賛。76.25点で2位だったルナ・ヘンドリックス(ベルギー)とは14.2点差がついており「2022年北京五輪金メダル候補のヤングスターはそれにふさわしい演技を見せた」とも伝えた。
(THE ANSWER編集部)