羽生結弦の「あまりに困難」な4A挑戦 欧州メディアも注目「リスクは究極的に高い」
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)による4回転アクセル挑戦が欧州でも注目を浴びている。昨年12月の全日本選手権で優勝し、北京五輪代表に選出。欧州メディアでは五輪の見所として、連覇王者の4A成功の行方に注目している。
羽生結弦の4回転アクセル挑戦を欧州メディア紹介
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)による4回転アクセル挑戦が欧州でも注目を浴びている。昨年12月の全日本選手権で優勝し、北京五輪代表に選出。欧州メディアでは五輪の見所として、連覇王者の4A成功の行方に注目している。
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「北京2022の焦点 冬季五輪でユヅル・ハニュウはフィギュアスケート史上初の着氷ができるのか?」の見出しで記事を掲載したのは、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」英国版だった。公式戦で誰も成功していない4回転アクセル。特集ではこう説明している。
「それは何なのか? そして、なぜ実現困難なのか? 4回転アクセルは空中で圧巻のスピードで4回転半し、なおかつ完璧な着氷をこの27歳に求める。あまりに困難で、ハニュウがこれを成功させる夢を実現できれば、いかなるライバルをも寄せつけないスコアになるだろう。見返りは大きいが、リスクは究極的に高い」
さらに「一般的なフィギュアファンにとって、ハニュウはくまのプーさんのぬいぐるみで最も知られているかもしれない」と注目した。演技後恒例のプーさんのシャワーについて「A・A・ミルンの生み出したキャラクターは常に彼のキャリアとともにあった。IOC(国際オリンピック委員会)の規則により、北京では羽生の“コーナー”にいることが許されなくても、どこかでお披露目となることは確実だ」とつづっている。
五輪連覇を果たした羽生を「ヒストリーメイカー」と紹介。94年ぶりの男子フィギュア3連覇の偉業とともに、4回転アクセルへの挑戦も北京五輪の大きなテーマとして海外から脚光を浴びている。
(THE ANSWER編集部)