2位に35点差の衝撃V “絶望”15歳ワリエワを母国メディア絶賛「掛け値なしの滑りだ」
フィギュアスケートのロシア選手権は25日、女子フリーが行われ、15歳カミラ・ワリエワが合計283.48点で優勝した。自身が持つ世界最高記録を上回る高得点。3度の4回転ジャンプを含む圧巻の演技には母国メディアも称賛。「掛け値なしの素晴らしい滑り」「これはまだ始まりに過ぎない?」などと伝えている。
ロシア選手権で世界最高得点を上回る圧巻の滑り
フィギュアスケートのロシア選手権は25日、女子フリーが行われ、15歳カミラ・ワリエワが合計283.48点で優勝した。自身が持つ世界最高記録を上回る高得点。3度の4回転ジャンプを含む圧巻の演技には母国メディアも称賛。「掛け値なしの素晴らしい滑り」「これはまだ始まりに過ぎない?」などと伝えている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
異次元のスコアで、「絶望」の異名を取る15歳が北京五輪切符を掴んだ。3回転アクセルに加え、3本の4回転ジャンプに成功。非公認ながら世界最高記録を上回る得点を叩き出し、2位トルソワに約35点差をつけて圧勝した。
ロシアメディア「eurosport.ru」は、ワリエワの演技を速報で報じた記事で絶賛。冒頭の4回転サルコーについて「とても自信に満ちた着氷だ!」と伝え、演技終了後には「掛け値なしの素晴らしい滑りだった。『ボレロ』のリズムに乗った。私たちの目の前で歴史が書き換えられている」と伝えた。
さらに得点が発表されると「クレイジーな得点だ――フリーで193.10点、合計で283.48点。もちろんこれは世界記録、ISU認定されないが……でもこの先、欧州選手権とオリンピックがある。これはまだ始まりに過ぎない?」と綴った。
また同国メディアの「championat.com」は、ワリエワが国営放送の中継で語ったコメントを紹介。「ふたつの自分のプログラムをクリーンに滑り切れてとてもうれしいです。私は最大限に全力を尽くすよう努力し、それが結果をもたらしました」と話したという。五輪では日本勢にとっても、強大な壁となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)