女子は千葉などが4強進出、運動能力抜群の177センチ花島が活躍「楽しんでやれたら」
中学生年代の都道府県選抜選手が出場する「第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」は29日に東京体育館で第2日を行い、男女の準決勝進出チームが決定した。全国各地の有望株が集まる大会で、女子では千葉県代表の花島百香(昭和学院中)らが活躍を見せた。
抜群の身体能力に加え177センチの長身、花島の活躍で千葉が4強入り
中学生年代の都道府県選抜選手が出場する「第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」は29日に東京体育館で第2日を行い、男女の準決勝進出チームが決定した。全国各地の有望株が集まる大会で、女子では千葉県代表の花島百香(昭和学院中)らが活躍を見せた。
抜群の身体能力でチームを4強に導いた。花島は、中学2年生(4月から3年)で177センチの長身。高さを生かしたリバウンドと、ドライブから伸びやかに跳び上がるレイアップでパワーフォワードとして活躍し、攻守の軸となっていた。WJBLの日立ハイテクでプレーした経験を持つ桑原美和コーチは「バネもスピードもある選手。ドライブで入ってから、ぐわんと跳べるので、羨ましいですね」と評価した。小学6年生のときに行ったスポーツテストは、8項目すべて満点という優れた身体能力は魅力的だ。
花島は小学生の頃から注目を集めている。恵まれた体格は、剣道経験者の父と、ソフトボール経験者の母から受け継いだ。幼い時から体が大きく、バスケットボールかバレーボールが向いているだろうと考えた両親が、近隣にバスケットスクールを見つけたことが、競技に取り組むきっかけとなった。
小学2年生からチームに入り、小学6年生だった2016年に全国ミニバスケットボール大会でブロック準優勝。すでに170センチ台だった高さが最大の武器だった。