39歳ドネア、衝撃KOを呼んだ恐怖のレバーショットに米記者「未だ信じられないパワー」
米記者も度肝を抜かれる決着だった。ボクシングのWBC世界バンタム級王座統一戦12回戦は11日(日本時間12日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、正規王者ノニト・ドネアが暫定王者レイマート・ガバリョ(ともにフィリピン)に4回途中KO勝ち。初防衛とともに団体内統一を果たした。“恐怖のレバーショット”で決着したシーンはネット上で拡散され、メディア関係者からも驚きの声が上がっている。
左ボディーを打ち込みガバリョが悶絶、米記者「ドネアに年齢は関係ない」
米記者も度肝を抜かれる決着だった。ボクシングのWBC世界バンタム級王座統一戦12回戦は11日(日本時間12日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、正規王者ノニト・ドネアが暫定王者レイマート・ガバリョ(ともにフィリピン)に4回途中KO勝ち。初防衛とともに団体内統一を果たした。“恐怖のレバーショット”で決着したシーンはネット上で拡散され、メディア関係者からも驚きの声が上がっている。
その瞬間は4回終了間際に訪れた。接近戦に持ち込んだドネアは、ガバリョの右脇が空いた瞬間を見逃さなかった。強烈な左ボディーを打ち込み、レバーにダメージを受けた相手は膝を突いて悶絶。なんとか一度は立ち上がったものの、よほどダメージが大きかったのか、再びリングに膝を突いた。衝撃のKO。39歳とは思えないレジェンドの破壊力には驚くしかない。
ツイッター上では本場の米記者も続々と驚きを発信している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマイク・コッピンガー記者は「ノニト・ドネアが4回KO勝ち! 39歳になったが、未だ信じられないパワーだ。彼はまだ終わっていない。ガバリョを終わらせた残酷なボディーショットだった」と年齢に抗う“フィリピンの閃光”を称賛した。
さらに米スポーツ専門局「ESPN」のダン・ラファエル記者が「ドネアが4回にガバリョをKO。将来の殿堂入り選手は39歳になっても未だWBCバンタム級のベルトを保持している!」と伝えれば、同じく「ESPN」のスティーブ・キム記者は「ドネアに年齢は関係ない。イノウエ戦後のパフォーマンスを見ていると、もう1度(イノウエとの)試合を本当に見たい」と井上尚弥(大橋)との再戦を熱望していた。
(THE ANSWER編集部)