ザギトワ、“涙の初黒星”に海外メディアも驚き「優勝の味を忘れてしまったかのよう」
シニア1年目、連戦の疲れも…新シーズンの巻き返しに期待
その上で「SPこそ2位で終えた彼女だが、フリーでは壮大なスコアを叩き出すだろうと誰もが予想していた。しかし、彼女は最初のジャンプで転倒してしまった。その後も2度にわたって転倒。優勝の味を忘れてしまったかのように…彼女は表彰台にすら立てなかった。この挫折は、五輪の栄光から、わずか1か月間以内で起こったことだ」と伝えている。
米スポーツ専門サイト「ブリーチャー・レポート」は「ザギトワは五輪での偉業後、大会最大の優勝候補として臨んだ。SPで2位に終わったが、金メダルを見据える立場にあった。しかし、15歳のロシア人は、最後まで平昌で披露したような演技を発揮することができず、よもやの表彰台を逃すことになった」と報道している。
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「ザギトワは、タラ・リピンスキー以来の最年少の五輪女王、そして世界女王となるため、無敗でのシーズン完結を見据えていた。しかし、結果はまさかの5位だった」と言及。驚きの結果となったが、まだ15歳。当然、連戦の疲れもある。希代の天才少女が今季、フィギュア界を彩った功績は変わらない。再び、輝くことを期待したい。
(THE ANSWER編集部)