ザギトワ、“涙の初黒星”に海外メディアも驚き「優勝の味を忘れてしまったかのよう」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーが行われ、大本命とみられていた平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が5位に終わった。ショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーはジャンプで3度転倒し、涙のシニア初黒星。海外メディアも「シーズンを無敗で終えると誰もが思っていた」「優勝の味を忘れてしまったかのよう」と驚きをもって伝えている。
フリー失速で5位、シニア初黒星に涙…米メディア「誰もがシーズン無敗で終えると…」
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日、女子フリーが行われ、大本命とみられていた平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が5位に終わった。ショートプログラム(SP)2位で迎えたフリーはジャンプで3度転倒し、涙のシニア初黒星。海外メディアも「シーズンを無敗で終えると誰もが思っていた」「優勝の味を忘れてしまったかのよう」と驚きをもって伝えている。
信じられないシーンだった。ザギトワはジャンプで3度転倒するなどミスが相次ぎ、128.21点。合計207.20点と得点を伸ばせず、5位に終わり、悔し涙を流した。シニアデビューした今季、GPシリーズ&ファイナル、ロシア選手権、欧州選手権、五輪と全勝街道をひた走り、今大会も圧倒的なV候補と目されていたが、まさかの結果となった。海外メディアも驚きをもって伝えている。
米スポーツ専門サイト「DEADSPIN」は、平昌五輪の男子金メダリストの羽生結弦(ANA)ら実力者が複数辞退したなか、ミラノにやってきた同じく女子金メダリストのザギトワについて「彼女がタイトルを独占し、シーズンを無敗で終えると誰もが思っていた。それを何よりも有力とさせたのは、メドベージェワの棄権だ」と大本命だったことを紹介している。