渋野日向子、涙の復活V 敗れた韓国選手のスポーツマンシップに称賛「心温まるシーン」【名珍場面2021】
早いもので2021年も12月を迎えた。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2021」と題し、振り返る。今回は女子ゴルフのスポーツマンシップだ。渋野日向子(サントリー)が10月の国内ツアー・スタンレーレディスで約1年11か月ぶりの優勝。敗れた2位のペ・ソンウ(韓国)が2度ハグを交わした。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が動画を公開すると、ファンから「心温まるシーン」と称賛の声が上がっていた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」10月、韓国ペ・ソンウが渋野を抱きしめた様子とは
早いもので2021年も12月を迎えた。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2021」と題し、振り返る。今回は女子ゴルフのスポーツマンシップだ。渋野日向子(サントリー)が10月の国内ツアー・スタンレーレディスで約1年11か月ぶりの優勝。敗れた2位のペ・ソンウ(韓国)が2度ハグを交わした。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が動画を公開すると、ファンから「心温まるシーン」と称賛の声が上がっていた。
敗れた直後でも、勝者に自ら歩み寄った。プレーオフの2ホール目。ペ・ソンウがバーディーパットを外し、優勝が決まった渋野は感極まって顔を両手で覆った。大粒の涙がポロポロ。敗れたペ・ソンウは新女王をギュッと抱きしめ、言葉をかけると、もう一度渋野の肩を抱くようにして祝福した。
2位に終わったペ・ソンウは、ホールアウト後に「最善を尽くそうと勝負しました」などとコメント。JLPGA公式ツイッターの、渋野のハイライト動画にも含まれていたこのシーンに対し、ツイッター上では「祝福のハグ。心温まるシーン」「ペ・ソンウもいいね! 頑張れ」「ペ・ソンウ選手のプレーも素晴らしい」「笑顔あり涙ありの名勝負」「ペ・ソンウも素晴らしかった」「感動で泣いてます」と涙を誘っていた。
渋野は米女子ツアー(LPGA)最終予選会(Qシリーズ)に出場中。9日(日本時間10日)から第2週を迎える。ペ・ソンウは2020-21年シーズン未勝利ながら賞金ランクは16位と健闘。来季は3年ぶりの日本ツアー通算3勝目の期待がかかる。
(THE ANSWER編集部)