大坂なおみ、憧れセリーナの「カモーン」にこだわった理由とは? 米紙が特集
大坂は“セリーナマニア”「カモーンを言わない試合は本気を出しているのかしら」
コート上での勝利者インタビューで大坂は「自分でもよくわからないわ。ただ彼女に印象付けようとしただけなの。彼女の『カモーン』を聞きたかったけれど、多分1回言っていたと思うのですごくハッピーです」と語っていた。
セリーナの雄叫びを聞きたかった理由は何なのか。記事によると、こう明かしている。
「時々、彼女は『カモーン』を全く言わない試合があるの。その時は少し悲しくなる。彼女は本気出しているのかしら、と考えてしまうから」
“セリーナマニア”の視線を一貫して崩さない大坂。女王の「カモーン」の絶叫こそが本気度合いのバロメーターと常々感じていたようだ。
記事でも「彼女のゴールは単にウィリアムズに印象を与えることと話していた。それはほとんど達成した。そして、ウィリアムズに雄叫びを上げさせたことで幸せとも言っていた。“カモーン”と少なくとも1度叫んだ。それはウィリアムズが、ふさわしい相手との息詰まる戦いに真剣な証拠なのだ」と伝えている。
女児出産のために13か月間ツアーから離れていたセリーナにとってはこれが復帰2大会目。まだまだ本調子ではないようだが、“心のアイドル”から念願の「カモーン」を引き出すことができたのは、大坂にとって何事にも代えがたい経験になったようだ。
(THE ANSWER編集部)