女子ゴルフ最終予選会、注目の18歳佐藤心結が圏内キープの23位「前半は苦しかった」
女子ゴルフの最終予選会(QT)は2日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われた。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。注目の18歳新人・佐藤心結(みゆ・明秀学園日立高3年)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算イーブンパーの23位とし、出場権獲得圏内をキープした。黄アルム、下川めぐみが7アンダーの首位。
女子ゴルフ最終予選会、第3ラウンド
女子ゴルフの最終予選会(QT)は2日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われた。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。注目の18歳新人・佐藤心結(みゆ・明秀学園日立高3年)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算イーブンパーの23位とし、出場権獲得圏内をキープした。黄アルム、下川めぐみが7アンダーの首位。
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ラウンド後の会見に登場した佐藤は、「バーディーでスタートできたらと思っていた」と気合を入れて臨んだことを明かした。しかし、1番パー5の第3打でミスがあり、3パットのボギー。8番でも1つ落とし、前半は2オーバーだった。「前半はファーストパットでカップをオーバーすることが一度もなくて、ほとんどショートして全く入る気配がなかった。なかなかバーディーも来ない。前半は結構苦しかった」と苦戦した。
来季の命運がかかった大事なラウンド。残りわずかの戦いの中、「後半は気持ちを切り替えた」と巻き返した。10メートルの上りのパットを打って距離感を調整。後半出だしの10番でバーディーを奪い、「そこからいい流れでずっと来ていた」とリズムを取り戻した。15、17番でもバーディー。後半はボギーなしでまとめた。
「後半はほとんどパットでカップをオーバーできていたので、それがこのスコアに繋がった。気持ちを切り替えられたのがよかった。一番よかったのは10番でバーディーを獲れたこと」
10月のスタンレーレディスでは、渋野日向子(サントリー)らとのプレーオフに敗れた。身長161センチながら、ずば抜けたドライバーの飛距離とスピンの効いた高弾道のアイアンショットが武器。「明日は今日よりも風が吹かず、初日と同じように絶好の天気でできるゴルフ日和。トータルイーブンに戻せたので明日はアンダーで回って、トータルアンダーで上がれるようにしっかり前半から頑張りたい」と出場権獲得を見据えた。
(THE ANSWER編集部)