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“1分半の長編映画” 日本人ペアの102回超ロングラリーが話題沸騰「凄まじい!」

バドミントンの全英オープン、女子ダブルス決勝で、福島由紀と広田彩花(ともに再春館製薬所)の通称“フクヒロペア”が、デンマークペアを相手に繰り広げた、実に102回の超ロングラリーが話題を呼んでいる。英公共放送「BBCスポーツ」の公式ツイッターがこの一部始終を、ラリーのカウント数入りで動画で公開。ファンからは「永遠に続くような感覚」「まるで長編映画」と驚きと感動の言葉が相次いでいる。

福島由紀、広田彩花【写真:Getty Images】
福島由紀、広田彩花【写真:Getty Images】

フクヒロペアが全英オープンの決勝で超ロングラリーを演出、BBCがカウント入りの動画を公開

 バドミントンの全英オープン、女子ダブルス決勝で、福島由紀と広田彩花(ともに再春館製薬所)の通称“フクヒロペア”が、デンマークペアを相手に繰り広げた、実に102回の超ロングラリーが話題を呼んでいる。英公共放送「BBCスポーツ」の公式ツイッターがこの一部始終を、ラリーのカウント数入りで動画で公開。ファンからは「永遠に続くような感覚」「まるで長編映画」と驚きと感動の言葉が相次いでいる。

 驚愕のシーンの舞台は伝統ある全英オープンの決勝戦だ。0-1の第2セット、17-18の状況から、この衝撃のラリー合戦が始まった。

「パシュ」という乾いたシャトルの音、そしてシューズの“キュッ、キュッ”という音、それが交互に響き渡った。そしてこのラリー合戦は本当に終わるのだろうかという不思議な感覚に包まれた。

 フクヒロペアのサーブで開始した。序盤はデンマークペアの強烈なスマッシュをしのぎ続ける展開。だが、ラリーの回数が20回を超えたあたりから、今度はフクヒロペアが攻勢に。ドロップショットも交えて、前後に揺さぶるが相手も懸命に拾う。

 20回……、40回……、60回……、80回……、打っては拾われ、打ち返されては拾い……、1分以上も続く超ロングラリー。途中何度も、これは無理だろうと思われるようなショットもあったが、シャトルが地面につくことはなかった。

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