宇野昌磨が「初の世界タイトルを勝ち取ることに期待」 大混戦の大会で新王者最有力
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)が21日に開幕する。19日には公式練習が行われた。男子シングルの注目は平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)だ。国際スケート連盟(ISU)公式サイトが特集記事を掲載している。
21日開幕の世界選手権、男子は過去の王者不在で本命は平昌五輪銀の宇野昌磨
フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)が21日に開幕する。19日には公式練習が行われた。男子シングルの注目は平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)だ。国際スケート連盟(ISU)公式サイトが特集記事を掲載している。
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宇野が本命としてミラノに乗り込む。ヘルシンキでの前年度大会は羽生に次ぐ2位。1年間での成長に期待が集まる中で、ISU公式が大会を展望している。
「今回の男子大会は表彰台の取り合いが競争的であることを約束する。その中でも、五輪銀、そして世界銀のショーマ・ウノがシーズンベスト319.84点というスコアを掲げてイタリアに乗り込んでくる。彼が最初の世界タイトルを勝ち取ることに期待が寄せられる」
記事では大混戦をこう伝えている。今大会を制しているのは昨年と2014年が羽生。15、16年がハビエル・フェルナンデス(スペイン)。その前が3連覇したパトリック・チャン(カナダ)。いずれの選手も不在で、ニューヒーローの誕生が期待される2018年大会。宇野のライバルとして2人の名前を挙げている。
「彼と競うのは、ボーヤン・ジン、そして、ネイサン・チェンだ」
中国の金博洋と、米国のネイサン・チェンの2人は平昌五輪では表彰台にわずかに届かなかったが、共に高いポテンシャルを秘めている。混戦の中でも、この3人を中心に表彰台争いが展開されることになりそうだ。