大坂なおみ、完敗カサトキナは“心の強さ”に脱帽「だから、こういう結果になった」
マインドゲームで際立った大坂の“心の強さ”「だから、こういう結果になった」
一方で、為す術なく完敗を喫したカサトキナは大坂の強さを認めている。「彼女は今日、私よりもずっと良かった。だから、本当に勝利に値した」と脱帽したという。
どちらにとってもプレミア・マンダトリーで初の決勝。「もちろん、私たちは最初、緊張していた。彼女は自分の緊張とプレーをコントロールできていた。私は試合中、ちょっと固いままだった。だから、こういう結果になった」と分析したと伝えている。
大坂はこれまで精神的なムラが課題とされてきたが、昨年12月に就任したサーシャ・ベイジンコーチの下、メンタル面もたくましくなり、ナーバスとなる大舞台でも“心の強さ”を礎として、実力を如何なく発揮した。
男子顔負けのパワフルなショットで、インディアンウェルズを席巻した「NAOMI旋風」。しかし、女子テニス界ニューヒロインに初の栄冠をもたらしたのは、修正力の高さと冷静沈着さというストロングポイントだったようだ。
(THE ANSWER編集部)