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大坂なおみ、完敗カサトキナは“心の強さ”に脱帽「だから、こういう結果になった」

テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は18日(日本時間19日)、世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)に6-3、6-2でストレート勝ち。悲願のツアー初優勝を飾った。大坂と同じ20歳の技巧派カサキトナは「本当に勝利にふさわしい」と好敵手を素直に称える一方、大坂の修正力と冷静沈着さが勝敗を分けたと分析している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

ダリア・カサトキナ、大坂なおみ【写真:Getty Images】
ダリア・カサトキナ、大坂なおみ【写真:Getty Images】

70分でストレート負け、大坂の修正力と冷静さに賛辞「私よりずっと良かった」

 テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は18日(日本時間19日)、世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)に6-3、6-2でストレート勝ち。悲願のツアー初優勝を飾った。大坂と同じ20歳の技巧派カサキトナは「本当に勝利にふさわしい」と好敵手を素直に称える一方、大坂の修正力と冷静沈着さが勝敗を分けたと分析している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 パワーの大坂とテクニックのカサトキナ――。女子テニス界新世代のヒロイン同士の激突で注目された一戦は、よもやのワンサイドゲームとなった。

 ノーシードで勝ち上がった大坂は強烈なサービスとストロークを生かし、わずか70分でストレート勝ち。記事ではノーシードでの大会優勝は05年の元世界ランク1位キム・クライシュテルス(ベルギー)以来となったことを紹介している。

 記事によると、最初のサービスゲームをいきなりブレークされる不安な立ち上がりとなった大坂は、試合後の記者会見で「私は極度に重圧を感じていて、究極的に緊張していた。私のプランはとても落ち着いているように装うことでした」と語ったという。

 さらに「彼女(カサトキナ)も全てのポイントで戦いにくることはわかっていた。緊張でポイントを失うわけにはいかない展開だった。自分は正しい判断を続けなければいけなかった」と大坂は勝負の鍵となったマインドゲームについて明かしていた。

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