大坂なおみ、完敗の女王ハレプも脱帽「彼女の方が良かった」「勝つ準備できていた」
テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は16日(日本時間17日)、女子シングルス準決勝で世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に対し、6-3、6-0でわずか64分のストレート勝ち。4大大会に次ぎ、女子テニス界で2番目に高い格付けの「プレミア・マンダトリー」で日本人初の決勝進出を達成した。敗れた女王ハレプは「彼女の方が良かった」「勝利する段取りもできていた」と脱帽している。
わずか64分で敗戦…世界1位も賛辞「彼女はより準備ができていた」
テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は16日(日本時間17日)、女子シングルス準決勝で世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に対し、6-3、6-0でわずか64分のストレート勝ち。4大大会に次ぎ、女子テニス界で2番目に高い格付けの「プレミア・マンダトリー」で日本人初の決勝進出を達成した。敗れた女王ハレプは「彼女の方が良かった」「勝利する段取りもできていた」と脱帽している。
現役世界女王ですら、為す術がなかった。それほど、大坂の強さが際立っていた。ハレプは第1セットを3-6で落とすと、第2セットも第1ゲームからいきなりブレークを許した。すると、勢いを取り戻せないまま、日本の20歳に攻め込まれた。1ゲームも取れずに0-6。わずか64分のストレートで完敗を喫した。
4強で姿を消した女王は試合後、敗戦を振り返った。女子テニス協会のWTAインサイダー公式ツイッターによれば、ハレプは「全く手応えがなかった。今日はもう試合の外にいたわ。4-3まではなんとかプレーできたけど、その後はもう切れてしまったわ。なぜだかわからないけれど、集中力を失ったの」と語ったという。