クロフォードに敗れたポーターが現役引退を発表 米記者「並々ならぬキャリアだった」
ボクシングのWBO世界ウェルター級タイトル戦が20日(日本時間21日)、米ラスベガスで行われ、王者テレンス・クロフォードが挑戦者の元WBC&IBF同級王者のショーン・ポーター(ともに米国)を10回TKOで下した。敗れたポーターは試合後、現役引退を表明した。
10回TKOで敗れた試合後に表明、海外記者らがツイート
ボクシングのWBO世界ウェルター級タイトル戦が20日(日本時間21日)、米ラスベガスで行われ、王者テレンス・クロフォードが挑戦者の元WBC&IBF同級王者のショーン・ポーター(ともに米国)を10回TKOで下した。敗れたポーターは試合後、現役引退を表明した。
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エリート対決とも評されたウェルター級タイトル戦。決着は10回だ。クロフォードがカウンターの左ストレートでダウンを奪取。勢いに乗った王者は一気に畳みかけ、強烈に右オーバーハンドで2度目のダウンを奪った。ポーターはなんとか立ち上がったが、陣営が棄権した。
キャリアで一度もKO負けがなかったポーターに動きがあったのは試合後の会見。英ラジオ局「トークスポーツ」のマイケル・ベンソン記者は「テレンス・クロフォードに敗れたショーン・ポーターが引退を発表した」とツイートした。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマイク・コッピンガー記者も「ゲートキーパー(評判が高くともタイトルなどを持っていない選手)になることには興味がないと言っていた。2度の王者経験のある並々ならぬキャリアだった」とツイートした。
キャリア通算で36戦31勝(17KO)4敗1分け。世界王者にも輝いたポーターがこの日限りでグラブを吊るすことになった。
(THE ANSWER編集部)