「滑るほど感銘」「学習能力ある」 7位出遅れから2週間、SP首位の鍵山優真を海外称賛
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フランス杯が19日、フランス・グルノーブルで行われ、男子ショートプログラム(SP)では鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が100.64点で首位発進した。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は「素早い学習能力がある」と称賛。日本の18歳について報じている。
フランス杯SP首位、鍵山優真の長所とは
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フランス杯が19日、フランス・グルノーブルで行われ、男子ショートプログラム(SP)では鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が100.64点で首位発進した。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は「素早い学習能力がある」と称賛。日本の18歳について報じている。
同メディアは「自信あふれるカギヤマ、フランスGPで大きくリード」と見出しに記載。「ユース五輪チャンピオンは2週間前のイタリア杯から学習。デニス・バシリエフス、ジェイソン・ブラウンに10点以上の点差をつけてリードした」とSPの好発進を伝えた。
さらに「18歳のユウマ・カギヤマは素早い学習能力があることを証明した」と説明。前戦のGPシリーズ第3戦・イタリア大会でSP7位から大逆転優勝したことに触れ、今週は好発進してみせたことを称えた。そして、こうつづっている。
「世界選手権銀メダリストでもある2020年ユース五輪チャンピオンは、2週間前のイタリア杯でSP7位となったことを教訓にすると誓っていた。カギヤマは『When You’re Smiling』に乗って冒頭に4回転サルコウ―3回転トウループを決めると、続いて4回転トウループ、3回転半をこらえた。彼のプログラムは滑るほどに感銘を与えていった」
今大会を制し、12月のGPファイナル(大阪)進出を目指す18歳。記事では「トリノ(イタリア杯)で優勝したことで、GPファイナルも射程圏だ」とした。男子フリーは日本時間21日午前1時から行われる。
(THE ANSWER編集部)