13歳トルソワ、「全てのジャンプを愛してる」という天才が語った“究極の目標”とは
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)で女子初の2種類の4回転ジャンプを成功させ、衝撃を与えたアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)。13歳にして果たした快挙を受け、世界の注目を浴びているが、今後については男子を通じ、現在の世界最高難度の4回転ルッツ習得に意欲を示し、「男子選手と競うことに興味がある」とも語ったという。ロシアスケート連盟公式サイトが報じている。
史上初の4回転2発の天才少女が語った野望…「男子選手と競うことに興味がある」との発言も
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)で女子初の2種類の4回転ジャンプを成功させ、衝撃を与えたアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)。13歳にして果たした快挙を受け、世界の注目を浴びているが、今後については男子を通じ、現在の世界最高難度の4回転ルッツ習得に意欲を示し、「男子選手と競うことに興味がある」とも語ったという。ロシアスケート連盟公式サイトが報じている。
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2004年生まれの13歳が世界に衝撃を与えた。トルソワは冒頭の4回転サルコーに成功。国際スケート連盟公認大会で、女子では安藤美姫以来となる4回転を成功させると、女子史上初の4回転トーループも着氷。同じプログラムで史上初の2種類の4回転ジャンプを決めた。得点はシニアを通じ、世界歴代5位にあたる合計225.52点。異次元の強さを発揮してみせた。
記事によれば、試合後の会見でトルソワは「ジュニア世界選手権を制しただけではなく、2度の4回転ジャンプを成功させることができて本当に嬉しい。私はずっと準備してきたし、その通りにできた」と喜んだという。ただ、本人に満足感はないようだ。
「他のジャンプを跳べるようになりたい?」と聞かれたトルソワは「それは、もちろん」と答えた上で、まずはまだ習得できていない3回転アクセル、さらに「長い時間をかけて、4回転ルッツにトライしていきたい」と意欲を示したという。
4回転ルッツといえば、男子でも羽生結弦(ANA)、ネイサン・チェン(米国)らひと握りのトップスケーターしか跳べない、現在の世界最高難度のジャンプ。そんな“究極の目標”を掲げ、さらなる成長を目指すようだ。