森保Jの追撃に豪メディア不安 勝ち点差1「薄氷を踏む」「アジアのエリート相手に…」
森保一監督率いるサッカー日本代表は11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節ベトナム代表戦に1-0で勝利。グループBのライバル、オーストラリア代表との勝ち点差を1に縮めた。豪州メディアは「サッカルーズ(同国代表の愛称)は薄氷を踏む思いだ」と予選突破を不安視している。
豪州は最近2試合で勝ち無し
森保一監督率いるサッカー日本代表は11日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節ベトナム代表戦に1-0で勝利。グループBのライバル、オーストラリア代表との勝ち点差を1に縮めた。豪州メディアは「サッカルーズ(同国代表の愛称)は薄氷を踏む思いだ」と予選突破を不安視している。
オーストラリア代表は同日に行われたサウジアラビア代表戦に0-0で引き分け、勝ち点10とし2位を死守。しかし3位の日本との勝ち点差は1に縮まった。これに米スポーツ専門局「FOXスポーツ」豪州版は「ルーズは『壊滅的な』打撃に対応できる?」などと見出しを打って記事を掲載。予選突破についてこのように記した。
「日本がベトナムに勝ち、順位表でオーストラリアに勝ち点1まで迫っており、サッカルーズは薄氷を踏む思いだ」「来年の3月に行われるグループステージ最後の2試合に全てが懸かってくるかもしれない。オーストラリアでの日本戦と、敵地でのサウジアラビア戦だ」
一気に混戦模様となった同組。W杯の出場権を自動的に得るためには2位以上に入る必要がある。豪メルボルン在住の米テクノロジー企業「スタッツパフォーム」のサシャ・ピサニ記者は、自身のツイッターで豪州代表の懸念点をこうつづっている。
「日本とサウジアラビア相手に合計1ポイント。アジアのエリートたち相手に説得力あるパフォーマンスが見られれば良かったが。好スタートを除いて、サッカルーズは本拠で少しラッキーだった。オージー(豪州)はアジアカップでもアラブ首長国連邦と韓国相手に苦戦していた」
日本代表は16日(日本時間17日)にオマーン代表と対戦。初戦で敗れた相手に勝って、ライバル国にプレッシャーをかけられるだろうか。
(THE ANSWER編集部)