渋野日向子、体調不良から回復「すみませんでした」 22歳ラスト大会は初日32位発進
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サントリー)はバーディーなし、3ボギーの75。首位と7打差の32位で初日を終えた。前日11日は体調不良により会場で練習できず。会見では回復したことを明かし、22歳最後の大会について「いい締め方をできるようにしたい」と語った。
国内ツアー・伊藤園レディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サントリー)はバーディーなし、3ボギーの75。首位と7打差の32位で初日を終えた。前日11日は体調不良により会場で練習できず。会見では回復したことを明かし、22歳最後の大会について「いい締め方をできるようにしたい」と語った。
前日は練習をキャンセルし「今朝からお腹の調子が悪く、様子をみていましたが、あまり良くならないので、今日は大事をとって1日静養に努めます」とコメントを発表していた渋野。強風が吹き荒れたこの日、多くの選手がスコアを崩した。渋野も前半に1つ、後半に2つボギーを叩いたが「何とかこれだけで済んだかなと。スリーパットはしなかったので、まずまずかなと言う感じ」と話した。
会見で体調について問われると「すみませんでした。全然よくなったので、大丈夫でした」と回復したことを明るく報告。11日は休養に充てて迎えたこの日については「アゲインストの風の読みが甘かったり、パットが入ってくれなかった」と反省した。
帽子が飛ばされそうになるシーンもあり、7番パー3では“渋滞”が発生。待つ間に稲見萌寧と苺のドライフルーツを食べながら「今日はさすがに(風が)やばいよね」などと話していたという。ただ、最終18番のセカンドは風に乗せたスライスボールを思い通りに打てたと語り「ちょっとは成長しているかな」と手応えも語った。
今月15日が誕生日。22歳としては最後の大会になる。「いろいろ経験した1年。色んな人に支えられて、調子悪い時でもスポンサーさん、家族が応援してくださってここまで頑張れたと思う」と周囲への感謝を口にし「やっぱり22歳最後の試合はいい締め方をできるようにしたいとは思う」とも話した。直近8戦は7度のトップ10入りを果たすなど好調。今大会もここから浮上を狙う。
(THE ANSWER編集部)