青木瀬令奈が「68」で首位発進 7月からのショット不振脱却「勝たないと後はない」
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。青木瀬令奈(フリー)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、上田桃子(ZOZO)と並び4アンダーの首位で初日を終えた。
国内ツアー・伊藤園レディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で開幕した。青木瀬令奈(フリー)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、上田桃子(ZOZO)と並び4アンダーの首位で初日を終えた。
前半はパープレーが続いたが8、9番で連続バーディー。後半も2つ伸ばし、ボギーを打たずに1日を終えた。会見では「私の中では満点に近いゴルフができた。12、18番でグリーンを外したが、しっかりパーセーブできた」と手応えを口にした。
強い風の中でのプレーだったが、フェアウェーを外したのは15番だけ。「元々風が好きということもあるが、テンポよく、気にせずやっていた」と苦にしなかった。序盤なかなかバーディーを奪えず「そろそろ決めないとまずいと思っていたが(8、9番は)ラッキーだったな、上手くいってくれたなという感じ」と振り返った。
7月ごろから「ショット不振」だったという。1か月ほど前からは右親指の付け根に痛みも感じていたが、前週のTOTOジャパンクラシックでは4位。「最終日にちょっと自信を持って打てるようになって、今日も引き続きいいイメージを持って回れた」と復調を実感していた。
今季は6月の宮里藍サントリーレディスで2017年ヨネックスレディス以来、1470日ぶりのツアー通算2勝目を記録。「なかなかチャンスが来ず、残り3試合になってしまったが、(この週は過去)トップ10にも何度か入れている。今週勝たないと後はないという感じで臨んでいる。何としても勝ちたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)