「ゴロフキン陣営の宿泊費は4000万円」 村田諒太、“タイソン超え”史上最大の興行に
今回の興行が日本史上最高額になるのか、本田会長「間違いない」
日本のボクシング史で最大級の興行といえば、帝拳ジムが手がけた東京ドームのマイク・タイソン(米国)戦。1990年2月にバスター・ダグラス(米国)に敗れたが、数十億円の金額が動いた。「時代も違うが、タイソンの時より経費が掛かっている」と本田会長。今回の興行が日本史上最高額になるかという問いには「間違いない」とし、村田のファイトマネーも日本人史上最高になると明言した。チケット代もタイソン戦の最高15万円を超えるという。
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試合は有観客で行われ、「Amazon Prime Video」で独占生配信される。日本とカザフスタン以外ではスポーツチャンネル「DAZN」で世界200か国に配信予定だ。本田会長は「うちの責任は選手を世界王者にすること。それはクリアした。そこから階級No.1になりたいということで、アメリカまで行って交渉したこともあった」と回顧した。当然、プロモーターの大変さを知る村田も意気に感じている。
「この試合を決めてくださったことにまず感謝しています。僕がプロになる時から言ってますが、ミドル級で試合をするということは、僕が大変というより試合を組むことが大変。ここまで導いて下さった方に感謝しています。これは歴史の一部だと思う。僕も歴史の一部でしかないと思うので、大成功を目指して今後のボクシング界、スポーツ界により寄与できるものがあればと思います。楽しみにしていてください」
リングは用意された。あとは全力で戦うだけだ。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)