宇野昌磨、一度は考えた「引退」 思いとどまった理由告白「僕にはスケートしかない」
フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)が、五輪公式サイトの独占インタビューに答えた。同サイトがインタビュー動画と記事を掲載。宇野は2019年に引退を考えたことを明かし、現在師事するステファン・ランビエール氏(スイス)への想いを口にしている。
五輪公式サイトが独占インタビューを紹介
フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)が、五輪公式サイトの独占インタビューに答えた。同サイトがインタビュー動画と記事を掲載。宇野は2019年に引退を考えたことを明かし、現在師事するステファン・ランビエール氏(スイス)への想いを口にしている。
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10月に行われたスケートアメリカで銀メダルを獲得した宇野は、大会中にインタビューを受け、一度引退を考えたと明かした。2019年のフランス国際。8位となった後に、「真剣に考えた」と言う。しかし、思いとどまった理由についてこのように話した。
「辞めようかって考えたときに、マジでなんもないなって思って(笑)。他のことを今から始めるんだったら、スケートをもう一回頑張った方が楽だなって思って。それぐらい本当に僕にはスケートしかない」
幼い頃からスケートに打ち込み、世界の第一線で戦ってきたからこその言葉かもしれない。そんな中、宇野は2019年から、トリノ五輪銀メダリストのランビエール氏に師事。「ステファンコーチなら、楽しむことも技術の向上も両方できる。そういう気持ちで移籍させていただいた」と理由を説明。さらに、師への想いをこのように明かした。
「今はしばらく辞めるつもりはなく、もっと上を目指して、ステファンコーチの生徒の一人として大きく名前が挙がるような、ステファンのために少しでもなれたらな、っていうのも考えています」
宇野は今日、東京・国立代々木競技場で開幕するグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯に出場。ランビエール氏への感謝を胸に表彰台の頂きを目指す。
(THE ANSWER編集部)