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銅メダルの山下真瑚、トルソワ直後のベスト更新を米記者賛辞 「完璧に自分を保った」

フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は10日、女子シングルフリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)が自己ベスト更新の128.38点を記録。合計195.17点で3位に入った。ノーミスの演技で表彰台に上がった15歳に、海外から称賛が届いている。

山下真瑚【写真:Getty Images】
山下真瑚【写真:Getty Images】

初出場の15歳、山下が自己ベスト更新で3位 日本勢は4年連続で表彰台に

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は10日、女子シングルフリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の日本の山下真瑚(グランプリ東海クラブ)が自己ベスト更新の128.38点を記録。合計195.17点で3位に入った。ノーミスの演技で表彰台に上がった15歳に、海外から称賛が届いている。

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 初出場の大舞台で、山下が輝いた。直前にはトルソワが女子では史上初となる2度の4回転を成功させていた。ある種異様な雰囲気の中で、冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループ-2回転トーループのコンビネーションに成功。その後もノーミスの演技で、7本のジャンプはすべてで加点された。

 パーソナルベストを大きく更新し、ロシアの2強に次ぐ3位に食い込んだ山下に対し、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は自身のツイッターに「トルソワの後は大変だったが山下は完ぺきに自分を保った。大会の予想外、メダルとともに会場を後に!!!」とつづった。

 トルソワの異次元の演技の後という特殊な状況を跳ね返し、自らの演技をパーフェクトにこなした日本の15歳を称賛していた。

 愛知県出身で、かつては浅田真央さん、現在は宇野昌磨(トヨタ自動車)を指導する山田満知子コーチに師事。大舞台での強さもメダリストの先輩譲りだ。

 これで日本勢の表彰台は2015年から4年連続。平昌五輪に出場した宮原知子(関大)、坂本花織(シスメックス)らに次ぐ次世代のエース候補がまた一人現れた。

(THE ANSWER編集部)


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