驚異の13歳、トルソワが首位発進 山下真瑚が3位… 世界ジュニア女子SP結果
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は9日、女子シングルショートプログラムを行い、昨年のジュニアグランプリ(GP)ファイナルの覇者で13歳のアレクサンドラ・トルソワはノーミスの演技で72.03点をマークし首位発進。14歳のアリョーナ・コストルナヤが71.63点で2位につけた。
ロシア勢が1、2位発進 日本の山下は3位からフリーでの逆転を狙う
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(ブルガリア)は9日、女子シングルショートプログラムを行い、昨年のジュニアグランプリ(GP)ファイナルの覇者で13歳のアレクサンドラ・トルソワはノーミスの演技で72.03点をマークし首位発進。14歳のアリョーナ・コストルナヤが71.63点で2位につけた。
日本勢は山下真瑚(グランプリ東海クラブ)が自己ベストを更新する66.79点で3位。紀平梨花(関大KFSC)はジャンプでの転倒が響き、63.74点で4位だった。横井ゆは菜(中京大中京高)も自己ベストを大幅に更新する59.81点で8位。日本勢は全員が10日(日本時間11日)のフリーに進む。
2冠を狙うトルソワは13歳とは思えない圧巻のスケーティングだった。3回転フリップ-3回転ループのコンビネーションに、3回転ルッツ、ダブルアクセルとジャンプをすべて成功させた。僅差の2位につけるコストルナヤと共に、平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワと同じトゥトベリーゼ門下生が3位以下に大きな差をつけた。
ジュニアにとっての登竜門的な今大会。昨年はザギトワ(ロシア)が優勝。2016年は本田真凛(関大高)が制したが、15年は平昌五輪銀のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が優勝するなど、過去10年でロシア勢が7勝と、圧倒的な強さを見せている。
(THE ANSWER編集部)