“愚行連発”のネリ、明日にも事情聴取 WBC会長は「まだ学ぶ必要がある」と擁護姿勢
メキシコに本部を置くWBC 批判が強まる自国選手への裁定はどう下す?
「ネリの犯したことは、協会が彼に課した栄養士を完全に無視する行為だ。彼は我々の推薦と全く正反対のことをやってしまった。彼の減量法はとても危険だ。若い格闘家で腎臓不全になった例もあるものだ」
体重を全く絞りきれずに、計量に臨んだネリの減量法を危険と批判する一方で、同胞のメキシコ人には擁護の姿勢も見せているようだ。
「ネリは若い。才能もあるが、まだ学ぶ必要がある。我々にできることは彼が学習する手伝いをすることだろう」
記事によると、スレイマン会長はこう話したという。8月のドーピング検査で陽性反応が出た際には、王座を剥奪せずに、再試合を命じるというネリに対する寛容な裁定を下していた。そして今回も、このメキシコ人に手を差し伸べようとしているのか。
海外メディア、ファンからは大きな批判を集めているネリだが、WBCは改めてどんな処分を下すのだろうか。事情聴取、そしてその後の対応に注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)