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メジャー最強左腕の大谷斬り“魔球”カーブに米ファン熱狂「どうだ、オオタニ」

米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手が7日(日本時間8日)、エンゼルスとのオープン戦に登板。大谷翔平投手を見逃し三振に斬った。宝刀カーブで二刀流のバットを沈黙させた瞬間を球団公式ツイッターが公開すると、ド軍ファンを中心に「どうだ、オオタニ」「この国でバッターは大変だぞ」「ウェルカムなおもてなしだ」と熱狂している。

ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

カーショーが二刀流を見逃し三振…ド軍ファン興奮「ウェルカムなおもてなしだ」

 米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手が7日(日本時間8日)、エンゼルスとのオープン戦に登板。大谷翔平投手を見逃し三振に斬った。宝刀カーブで二刀流のバットを沈黙させた瞬間を球団公式ツイッターが公開すると、ド軍ファンを中心に「どうだ、オオタニ」「この国でバッターは大変だぞ」「ウェルカムなおもてなしだ」と熱狂している。


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 ファンから「どうだ、オオタニ」の声が飛んだ。これが、メジャー最強左腕たる所以だ。カーショーが日本の誇る二刀流のバットを沈黙させた。

 1-0でリードした3回先頭。迎えたのは大谷だ。カウント2-2と追い込んだ。そして、5球目。振りかぶった両手と右足を高く上げるいつものフォームから、パワーを解き放つように左腕を振った。しかし、豪快な腕の振りとは対照的に繰り出されたのはカーブ。大谷の目線ほどに上がった白球はホームベース手前で急ブレーキがかかったかのように落ち、外角低めいっぱいへ――。

 主審から上がるストライクのコール。ここしかないというコースに決まり、手を出すことができなかった大谷も一瞬、天を仰いだ。一瞬にして熱狂に沸くスタジアム。悔しそうにベンチに引き揚げる背番号17をよそに、マウンドの背番号22は表情ひとつ変えることなく、悠然とした様子で降り注ぐ大歓声を聞いていた。

 ドジャース公式ツイッターは圧巻の瞬間を「ショーストッパー(拍手喝采の名手)」と動画付きで紹介。映像を見ると、捕手のミットが外角低めから動くことなく、ズバッと決まっていることが見て取れる。調整段階の3月上旬から、さすがともいうべきコントロールだろう。目の当たりにしたファンから続々と驚嘆の声が上がっていた。

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