着氷ミスも「+10点に値する」 機転利かせたロシア選手に海外注目「面白い動きだ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは29日(日本時間30日)、男子ショートプログラム(SP)が行われた。この日5位になったロシア選手が、ジャンプの着氷で乱れたところを上手く次の動きにつなげたシーンに米記者が注目。機転を利かせた瞬間の実際の映像には「頭良いね」「面白い動きだ」などと海外ファンからコメントが集まっている。
スケートカナダSP5位のセメネンコ、着氷ミスで見せた動きとは…
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは29日(日本時間30日)、男子ショートプログラム(SP)が行われた。この日5位になったロシア選手が、ジャンプの着氷で乱れたところを上手く次の動きにつなげたシーンに米記者が注目。機転を利かせた瞬間の実際の映像には「頭良いね」「面白い動きだ」などと海外ファンからコメントが集まっている。
注目されたのは、SP5位になったロシアのエフゲニー・セメネンコ。勢いをつけてジャンプに挑んだが、着氷でバランスを崩し、右手をついてしまった。しかし、ここでめげずに体勢を立て直すと、両手を頭の上に挙げてゆっくりと立ち上がり、演技を続けた。まるでそれが予定された動きの一部分であるかのようだった。
これに注目したのは、米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏。実際の映像を自身のツイッターに公開し、文面に「このステップアウトでの振り付けは+10点に値する」と称賛した。すると米国の人気コメンテーター、ニック・マクカーベル氏もこれに反応し「オーマイガー、私もこれが起きた時に同じことを思ったよ」と記した。
海外ファンからは「頭良いね」「これは素晴らしい」「そうするつもりだった?笑」「超芸術的」「面白い動きだ」などとコメントが寄せられている。セメネンコはSP87.71点でSP5位。首位は106.72点のネイサン・チェン(米国)だった。田中刑事は78.83点で6位、山本草太は78.78点で7位となっている。
(THE ANSWER編集部)