不振続いた河本結が3位発進 松山英樹も教えるコーチの助言に感謝「もっと私を見て」
男子下部ツアーVの弟から激励「ちゃんとやってよ」
かつては「黄金世代」の中心選手の一人で、畑岡奈紗に続いて米女子ツアーの出場権も獲得した。しかし、環境に馴染めずに5月末には国内ツアーに復帰。その後は6月のサントリーレディースの20位が最高で、予選落ち6度、棄権1度。夏場には体調を崩して4試合を欠場した。賞金ランクは68位と低迷している。
その状況下で救世主が登場。弟でアマチュアの力(日体大4年)が今月、国内男子下部AbemaTVツアー・TIチャレンジin東条の森で優勝を飾ったことも奮起の材料になったという。
「弟はいつも練習しているし、『すごい』と思いましたが、私に『ちゃんとやってよ』と言ってきたので、『くそっ、何でよ』と思いました」
コーチのサポートと弟の激励によって復調してきた23歳。一番欲しいのは「優勝」の2文字で、「どんな状態でも、それはいつも強く意識しています」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)