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アマゴルファーもスポンサー契約可能に ゴルフ規則総本山のR&Aが発表、来年から解禁

来年からアマチュアゴルファーもスポンサー収入を得られることになった。日本ゴルフ協会(JGA)は27日、公式サイトに「R&Aより2022年1月1日に発行となる新しいアマチュア資格規則が発表されました」と記した上で、競技費用の受け取りやスポンサー契約などこれまでの制限が撤廃されるとした。

来年からアマチュアゴルファーもスポンサー契約などの制限が撤廃に(写真はイメージ)
来年からアマチュアゴルファーもスポンサー契約などの制限が撤廃に(写真はイメージ)

JGAが公式サイトでゴルフ競技の総本山R&Aによる発表を説明

 来年からアマチュアゴルファーもスポンサー収入を得られることになった。日本ゴルフ協会(JGA)は27日、公式サイトに「R&Aより2022年1月1日に発行となる新しいアマチュア資格規則が発表されました」と記した上で、競技費用の受け取りやスポンサー契約などこれまでの制限が撤廃されるとした。


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 R&Aとは、ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュースの略称。スコットランドのセント・アンドルーズに本部があるゴルフ競技規則の総本山として知られる。JGAは「アマチュアリズムに則したゴルフ精神の正しい順守」を前提にした日本を代表するゴルフ団体である。

 JGAはR&Aの発表を受け、公式サイトに情報を公開。「この新しい規則は近代の世界中のゴルフを反映させ、より分かりやすく、適用しやすいものとなっています。これまでアマチュアに課せられていた多くの制限が撤廃される一方で、このゲームの誠実性を保つために賞や賞金の制限、プロフェッショナルゴルファーの職域である技術指導報酬を受けることの禁止の規定は原則として保持されます」と前置きした上で、詳細を説明している。

「これまで制限されてきた競技費用を受け取ることや、スポンサーやエージェントと契約を締結することや、氏名・肖像を宣伝・広告に利用することを制限する規則は撤廃され、金銭的な援助を必要とするエリートアマチュアが様々なサポートを受けることができるようになります」

 プロアマ問わず、試合で遠征すれば、旅費、宿泊費、食費、プレー代などが必要。キャディーや家族が同行すれば、1試合につき20~30万円の支出が伴う。プロの場合は所属契約や賞金獲得でカバーできるが、アマは支出が増えるばかり。家族や周囲の負担は大きなものになっており、これまで実力がありながらも競技を断念するケースもあった。

 この一報を受け、ゴルファーのマネジメント事務所関係者は「ゴルフ界ではとんでもないビッグニュースです。プロを目指すエリートゴルファーがツアー大会に出場する際、スポンサーやエージェントから旅費を得られることになる。とても画期的です」と話している。

(THE ANSWER編集部)




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