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20歳西郷真央、2打差4位で初V射程 胸には師匠ジャンボからの激励「焦らずにと解釈」

女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6571ヤード、パー72)で第3ラウンド(R)が行われた。8位で出た20歳・西郷真央(大東建託)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーの4位に浮上した。これまで2位に5度入るも、ツアー優勝はまだない。会見では「目指すのは優勝ですけど、やらないといけないことに集中して頑張りたい」と語った。

第3ラウンドを終えて、4位に位置する西郷真央【写真:Getty Images】
第3ラウンドを終えて、4位に位置する西郷真央【写真:Getty Images】

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース

 女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディースは23日、兵庫・マスターズGC(6571ヤード、パー72)で第3ラウンド(R)が行われた。8位で出た20歳・西郷真央(大東建託)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーの4位に浮上した。これまで2位に5度入るも、ツアー優勝はまだない。会見では「目指すのは優勝ですけど、やらないといけないことに集中して頑張りたい」と語った。

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 西郷は出だし1番でいきなりボギーを叩き、6番でもスコアを落とすが、3、9番でバーディーを取って挽回。後半は15番パー5と17番パー3で2つ伸ばした。首位の古江彩佳とは2打差。ツアー初優勝も射程距離だ。

 会見に臨んだ西郷は「朝イチから強風で耐えるゴルフになると覚悟していた。出だしから良い流れをつかめなかったけど、早めにバーディーが来てくれたので最終的にスコアを伸ばせた」と振り返った。

 3週前の日本女子オープンで2位となるなど、2021年に入って5度も2位に入り、賞金ランクも現在5位だ。「去年までの自分は、気持ちの弱さでスコアを崩すことが多かったんですけど、そういう部分が成長していると思う。調子が悪い中でもなんとかスコアをまとめたりできていると思う」と自己分析した。

 それでもまだツアー優勝は経験したことがない。「もちろん目指すのは優勝ですけど、そのためにやらないといけないことに集中して頑張りたい」と最終日へ意気込んだ。先日、師匠・尾崎将司のもとを訪ねた際にはエールを送られている。

「勝つことが全てではないし、常に上位でいられることも凄いことだから、あと少し頑張れと声をかけていただいた。早く勝ちたいと思えば思うほど空回りする性格だと思うので、そういった部分を含めてジャンボさんは見抜いてくださって、焦らずにという風に言ってくださったと解釈しています」

 2001年度生まれには笹生優花、山下美夢有ら既にツアー優勝している選手もいる。10月8日に20歳になったばかりの西郷。焦らず平常心で、頂点を目指す。

(THE ANSWER編集部)


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